目覚める
幼児期、自我が芽生えるのは3、4歳からと言われます。
その頃から養われるのが「自己決定力」です。
自分で考え、判断し、決断する力。
身近な例として、
母親は子供の体をゆすり起こし、無理やり洋服を着替えさせ、
ご飯食べさせ、送り出す。
時折、通学路で眠そうにフラフラ歩いている子供を見かけます。
一日が始まる朝、
眠っていたい自分と、
起きなければと思う自分が存在します。
これからの季節はますます、その二人の自分が行ったり来たり。
迷っている間は、布団から出ることはできず現状維持です。
「目覚める」とは、
二人の自分から一人の自分になることです。
私の家内は、朝、2階で寝ている子供を起こしに行きませんでした。
1階から「今何時だよ!」と声をかけるだけです。
親は子供を起こすことができても、
目を覚まさせることはできないのです。
幼児期、一日の始まりである朝、
自らの意思で目覚める習慣をつけてやるのが親の責務なのです。
人生、選択の連続です。
選択に時間をかけるわけにはいきません。
大人になった今からでも!
二人の自分を一刻も早く一人の自分にすること。
自己決定力の訓練、始めましょう。
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