社長とは
会社を経営するということは
社長、つまりリーダーは何をするべきなのか。
人間が集団で生きることの基本を確立できたのは、
狩猟時代にあると言われています。
狩りをする集団の「長(おさ)」は
狩りを成功させるために、様々な準備と役割分担、配置を考えます。
弓矢を作り、射る練習をする。
犬を飼いならし、勢子の訓練をする。
しかし弓矢を作ることが得意な者が、弓を射ることも得意とは限りません。
弓を射る者は、獲物を追い込む、勢子の役はできません。
村「長」は村人の得意とするものを把握する、そして
指揮をする者を決め、役割を分担させ、組織作りを行います。
村「長」自らが、狩りをしていては
多くの獲物を継続的に捕ることは難しくなります。
そして、村人が不平不満なく、
生活を営んで行く方法を見出さなければなりません。
その方法が「獲物を公平に配分する」ということです。
狩猟時代、
自然の脅威や食糧危機など、過酷な環境で生きて行くためには
「分かち合う心」が不可欠だったのです。
そこで芽生えた「絆」が現代へと受け継がれています。
リーダーにとって
絆を確認し合える組織作りと分配方法の確立は責務となります。
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